【2016年 4月30日号】 いわき震災通信vol.88

皆様、

熊本での大きな地震災害に、心を痛めております。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

大きな揺れが続く日々の中で不安な気持ちを抱えておられる皆様に、一日でも早く平安な日々が訪れ

ることをお祈り申し上げます。

 

「私たちは、いわき青少年ボランティアONE STEPです。熊本地震救済のための募金活動を行って

います。ぜひご協力ください。」JRいわき駅前のペディストリアンデッキに並んだ、まちまちな制服を

身につけた学生たちが声を合わせて呼びかけます。

その声に応えるように、改札から街へと足を向けていた人が足を止め、一人二人と募金箱に浄財を入

れてくださいます。「毎日頑張っているね。」と、言葉をかけながら…。

熊本地震の報を受けて、福島県いわき市に住む中高生たちが4月19日から10日間、募金活動のため

にと毎日街頭に立ちました。

彼らは、これまでザ・ピープルが4回に渡って実施してきた中高生水俣派遣研修事業に参加したメン

バーと、派遣研修後に市内での公民館活動などを通して繋がってきた仲間たちです。

市内の別々な学校で学ぶ学生たちが、放課後集まって来ては共に並んだのでした。

 

彼らが参加した派遣研修がスタートしたのは、東日本大震災の翌年でした。

津波被災者と原発避難者が共生する街で次代を担う若者たちに、多くの学びを伝えることのできる場所

として、私たちは熊本県水俣市を選びました。

派遣費用のうち航空運賃は、熊本県玉名市に本拠地を置く認定NPO法人れんげ国際ボランティア会がサ

ポートし続けてくださいました。

事前事後の研修と5泊6日の派遣研修期間中に、彼らは様々な場で学びを重ねました。

水俣市では、水俣病によって苦しめられた人々の声に耳を傾けました。

更に、加害企業チッソの関係者と水俣病の患者という立場の違いを超えて対話を進めることで、地域コミ

ュニティの再生を進めようとした「もやいなおし」の取り組みを知りました。

環境によってダメージを受けた街の再生を環境に配慮することで成し遂げた過程からも多くを学びました。

熊本県庁に知事を訪ね、「同じ苦しみを味わった者同士がつながることで強くなれる」との言葉をいただ

きました。

熊本城の天守閣に、荘厳な阿蘇神社に、雄大な阿蘇の景観に感嘆の声を上げました。

その場面の一つ一つが今回の地震によって大きく傷つけられていく様に、彼らは心を痛めたのでした。

「街頭募金をしたい」と、彼ら自身の中から声が上がりました。

毎日、仲間を増やしながら、呼びかける声を大きくしていきました。

10日間で集まった浄財は30万円を超えました。

これは、全額ザ・ピープルを介してれんげ国際ボランティア会に届けられます。

4月29日が最終回であったはずの募金活動は、今後も週1回ペースで続けられることになりました。

これもまた、彼ら自身の希望です。

 

そのれんげ国際ボランティア会では、現在、被災地で炊き出しを行っています。

震災直後から現地入りして情報の収集を行い、さらに資材の準備、ボランティアの呼びかけ、食材の調

達などを平行して行い、4月17日より500~600食の炊き出しを開始しているのです。

その後も下記のような支援活動を続けていくことになっています。

①  毎日の炊き出し支援活動:各避難所に一日500食前後(今後は10箇所前後の避難所に毎日食材の提

供を行い自主運営での炊き出しのサポートなども検討中)

②  全国からのボランティアの方々の受け入れ:宿泊場所、お風呂、食事の提供(一日約20人前後)

③  傾聴ボランティア:九州看護福祉大学の学生ボランティアを中心に避難所において傾聴ボランティア

の実施(今後は足湯、薬草喫茶などのツールを充実させ、さらに傾聴を継続)

その活動費として今回の募金は活用していただきます。

なお、ザ・ピープルでもれんげ国際ボランティア会の活動の後方支援のための募金活動を実施しています。

詳細はHP(http://npo-thepeople.com/)でご確認ください。

 

5月10日、「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト報告会」が、都内で催されます。

これは4年間のプロジェクトの歩みと現状、そして今後に向けた展望を報告させて頂く機会にしたいと企

画されたものです。

本プロジェクトでは、これまで15,000人を超える方々にコットン畑に足を運んでいただき、栽培のお手伝

いを行っていただきました。

その中の多くが首都圏からの方々でした。

畑で共に汗を流していただきながら、プロジェクトのことをじっくりお話させていただくことはなかなか難

しく、運営組織が一つでないこともあって、活動が分かりにくいとの声をいただくこともありました。

今回の報告会はそうした声にお応えしたいと企画したものです。

福島から栽培やものづくりの現場に携わる者も駆けつけることになっています。

ご参加いただけたら嬉しく思います。

 

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ふくしまオーガニックコットンプロジェクト 報告会

~ふくしまオーガニックコットンプロジェクトの昨日・今日・明日~

と き 2016年5月10日(火) 14:30~20:30

ところ 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC) セミナー室

〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学1F

TEL:03-3407-8107 FAX:03-3407-8164

概 要 第1部報告会:?:30~16:30

参加者交流会:16:30~18:30

第2部報告会:18:30~20:30

※ 第1・2部では以下の内容を2回行います

※ 参加者交流会では立食形式でいわきの食材をつまみながらの交流の機会を設けます。

第1部参加後に時間のある方、第2部参加前に早めにおいでになれる方、ご参加ください。

但し、食材調達費用を参加費としてご負担ください。お一人500円程度と考えております。

事前申し込みが必要です。

定 員 第1部・交流会・第2部共に 70名

※ 会場の都合により、事前の申し込みをお願いいたします。

参加希望される方のご所属・お名前・ご連絡先・人数・第1部or 第2部のいずれの参加を

希望されるか・交流会参加の有無を4月30日までにメールまたはFAXにてお知らせください。

参加費 無料  ※交流会のみ参加費を頂戴いたします。ご了承ください。

主 催   特定非営利活動法人ザ・ピープル

いわきおてんとSUN企業組合

NPO法人広野わいわいプロジェクト

問い合わせ・事前申し込み先

〒971-8168 いわき市小名浜君ヶ塚町13-6

ザ・ピープル いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター

担当 人見       TEL/FAX:0246-92-4298

EMAIL:onahama.volunteer@gmail.com the-people@email.plala.or.jp

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長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

吉田恵美子

特定非営利活動法人 ザ・ピープル 理事長

事務局 〒971-8101 福島県いわき市小名浜蛭川南5番地の6

TEL 0246-52-2511  FAX 0246-38-9538

携帯 090-2881-3107

URL:http://npo-thepeople.com/

 

いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター

事務所 〒971-8164 福島県いわき市小名浜君ヶ塚町13-6

TEL/ FAX 0246-92-4298

http://onahama-volunteer.jimdo.com/

 

いわき おてんとSUN 企業組合 代表理事

事務所 〒970-1152 福島県いわき市好間町中好間字川原子作17-1

TEL 0246-80-0662 FAX 0246-85-5978

http://www.iwaki-otentosun.jp/